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日商簿記の勉強をオンラインで学べるスクールを集めて紹介しています。
ページの後半ではこの検定試験に関する概要や各種情報をコンパクトにまとめて紹介しています。
下記のような優れた特長を持つオンライン講座です。
1の方法論のひとつがアウトプット重視。
インプットばかりして実戦練習が不足なまま試験当日を迎えて失敗する人が多いですが、スタディングでは早い段階から実戦問題に取り組みます。
2に関して。スタディングはPC・タブレット・スマホが使えるマルチデバイス対応ですが、スマホでの使い心地は特に優れています。
その理由は画面設計をモバイルファーストでやっているからです。
3のメリットがあるかわり、印刷物のテキストはなく、テキストも問題集もWebです。
コースの種類
スタディングでは、日商簿記に関しては下記の4コースを提供しています。
簿記3級合格コース | まず手堅く3級を狙う人にお勧めのコースです。 |
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簿記2級合格コース | 大卒の場合、3級では履歴書に書く上で正直弱いです。それでいきなり2級を受ける人も多いです。そういう人にお勧めのコース。もちろん3級合格済の人のステップアップにも。 |
簿記3級・2級セットコース | いきなり2級を受けたいが、滑り止めに3級は通っておきたい人におすすめ。3級の試験は午前、2級は午後なので同じ日に受験できます。 |
簿記1級合格コース | 税理士や公認会計士にもつながっていけるハイレベルな資格です。通信教育で簿記1級のコースがあるのは珍しいです。 |
ここでは日商簿記という資格に関する情報をまとめました。
日本商工会議所(日商)が主催する簿記の資格試験。
現在行われている簿記検定の中で最も受験者数が多く、歴史も古い検定試験です。
日商のほかには主に商業高校の生徒向けの全商簿記、主に経理専門学校の学生向けの全経簿記があります。
しかし一般社会での知名度・権威性では日商簿記が圧倒的で、中身の知識・技術レベルも一番高いです。
やさしい方から順に、3級・2級・1級の3つの級があります。
2級は履歴書に書いてかなり評価されます。
1級は超難関で経理の専門家と見てもらえるレベルです。
1級 | 商業簿記、会計学、工業簿記、原価計算|上場企業レベル |
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2級 | 商業簿記、工業簿記(原価計算を含む)|株式会社レベル |
3級 | 商業簿記 |商店・零細企業レベル |
1.就職・転職に有利
3級から履歴書に書けますが、2級なら明確にポイントになります。
1級なら、実務はともかく知識は専門家レベルとみなされます。
2.キャリアアップのチャンス
スキルアップをアピールすることで、経理部門への配属、昇格昇進などの可能性が高まります。
3.他資格へのステップアップに役立つ
下記の難関資格を取得するための基礎力になります。
2つの試験方式があって選べます。
試験方式 | 実施時期 | 試験会場 |
---|---|---|
統一試験(ペーパー筆記試験) | 年3回(6月・11月・2月) | 各商工会議所 |
ネット試験(パソコンで受験) | 随時受付(年3回停止期間あり | 各テストセンター |
2つの試験方式は、出題方式も試験中に使用するものも違います。
統一試験 | ネット試験 | |
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出題方式 | 作問方法は同じ | |
試験開始時間によって出題が異なる (ペーパー試験) |
受験者によって出題が異なる (パソコン上の試験) |
|
試験中 使用するもの |
電卓・紙の冊子 (問題・計算用紙・答案用紙のセット) |
電卓・パソコン・キーボード・計算用紙 |
出題方式は違うものの、どちらの試験も出題区分に含まれる問題のデータベースからコンピュータが各大問の出題形式に合わせてランダムに問題を抽出するという根本は共通です。
どちらの試験も計算用紙は試験後回収される事に注意してください。
早い段階にどちらを受けるか決めて、回答の仕方に慣れる必要があります。
試験科目:商業簿記
試験時間:60分
試験会場:統一試験=各商工会議所、ネット試験=各テストセンター
合格基準:100点中70点以上
合格率:40~50%
必要勉強時間:50時間以上
3級の配点
第1問 45点 | 仕分け問題15問 |
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第2問 20点 | 帳簿・勘定記入・文章穴埋め問題 |
第3問 35点 | 財務諸表(試算表・精算表・決算書) |
試験科目:商業簿記、工業簿記
試験時間:90分
試験会場:統一試験=各商工会議所、ネット試験=各テストセンター
合格基準:100点中70点以上
合格率:20%前後(最高は第133回の47.56%、最低は第107回の5.69%と変動が大きい)
必要勉強時間:200時間以上
2級の配点
第一問 商業簿記 | 20点 仕分問題 |
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第二問 商業簿記 | 20点 帳簿関係、勘定記入など |
第三問 商業簿記 | 20点 決算を伴う総合問題 |
第四問 工業簿記 | 20点 費目別計算、部門別計算、勘定記入など |
第五問 工業簿記 | 20点 各種原価計算など |