アプリで英語を独習する女性

昔は語学の独学はいばらの道でした。


今はスマホでスキマ時間に効率よく実践的な勉強ができるようになっています。


自分のペースで学習できるため、仕事や育児で忙しい人でも隙間時間を活用できるメリットがあります。


しかし、継続するのが難しい、効果的な学習法が分からないといった課題は今もあります。


本記事では、英語を独学で習得するための効果的な方法、おすすめのアプリ等を紹介します。


記事作成責任者: 徳野 制

効果的な英語独学の方法

目標設定

英語学習を成功させるためには、明確な目標を設定することが重要です。


「日常会話ができるようになりたい」「TOEICで○点を取りたい」など、具体的な目標を決めることで、モチベーションを維持しやすくなります。


学習計画の立案

目標を達成するためには、計画的に学習を進めることが大切です。


例えば、「毎日30分英語に触れる」「週に3回オンライン英会話をする」など、具体的な学習プランを立てましょう。


「通勤の往復時間と昼休みは必ずアプリをやって1日1課進み、余裕があってもそれ以上はしない」などのルールもいいでしょう。


AIの活用

Google翻訳やChatGPTが非常に精度の高い回答を返すようになっています。


最近有名な若きマルチリンガルKazu Languages氏も会話の準備にAIを使用しているとのこと。


彼は、自分が言いたいことをAIで調べておき、ネットでネイティブと実践会話するという方法です。

おすすめの英語独習アプリ

gymglish (ジムグリッシュ)

フランスのA9社が開発したAIによる言語学習アプリ。


英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語の5版があって、それぞれ異なるブランド名でリリースされています。


欧米を中心に700万人のユーザーがいます。



gymglish


スタサプEnglishビジネス英語コース

リクルートが運営する英語学習サービス「スタディサプリENGLISH」の新コース。


1回最短3分から!スマホを使い、通勤時間や就寝前などのスキマ時間で学習できます。(PCももちろんOK)


ディクテーション・シャドーイングも入っていて、スマホ・PCですべて完結します。




スタサプEnglish・ビジネス英語


スタディサプリ

リクルート社が提供するコスパのよい英語学習アプリです。


スマホ(もちろんPCも)で全て完結でき、最短3分からスキマ時間を生かして学習できます。


4種のメニュー


TOEIC対策は特におすすめ
TOEICはすべての問題が四者択一形式で、短い問題の集積です。


だからスマホでのスキマ学習に非常に相性の良いテストです。


まとまった勉強時間が取れない人も、月数千円で通勤時間などに学習できます。


月額料金

ビジネス英語コース

自学自習アプリ + オンライン英会話 7,128円
自学自習アプリ            3,278円

新日常会話コース 自学自習アプリ + オンライン英会話 6,028円自学自習アプリ            2,178円
TOEICコース 自学自習アプリ            3,278円
TOEICパーソナルコーチプラン

3カ月プログラム 自学自習アプリ + 通話面談4回   74,800円
6カ月プログラム 自学自習アプリ + 通話面談4回 107,800円


アルク

1971年創刊の「ENGLISH JOURNAL」の発行元であり、「ヒアリングマラソン」などの人気通信講座を発信し続けてきた英語教育業界の老舗です。


ヒアリングマラソン 10%OFFキャンペーン


アルクの通信講座


ロゼッタストーン

先ほど説明したロゼッタストーンのeラーニングアプリです。


1言語5千円程度の費用で、スマホ・タブレット・PCで独習できます。


全部で24言語、英語は複数のコースあり。




Speak

AIを活用したスピーキング特化型アプリで、24時間いつでも英会話の練習が可能です。


発音の矯正機能が充実しており、AIがリアルタイムで発音や文法のミスを指摘してくれます。


また、実践的な会話シミュレーションが豊富で、実際の会話のような練習ができます。



レシピー(旧ポリグロッツ)

自習とオンラインレッスンを組み合わせ、英語の4技能(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)をバランスよく学べるアプリです。


AIが学習履歴を分析し、個人に最適な学習プランを提案してくれます。


また、ニュース記事を用いたリーディング練習や、ネイティブ講師とのオンラインレッスンも受けられます。



Duolingo

ゲーム感覚で英語の基礎を学べる無料アプリで、初心者におすすめです。


短時間で完了できるレッスンが多く、毎日継続しやすいのが特徴です。


発音練習やリスニング問題も用意されており、単語や文法を楽しく学べます。



Blinkist

5,000冊以上のノンフィクション書籍を15分程度で読める要約を提供しており、多読に最適です。


英語のリーディング力を伸ばしながら、ビジネスや自己啓発の知識も得られるため、一石二鳥の学習方法として活用できます。


リスニング機能も備わっているため、オーディオブック感覚で英語を聞き流すことも可能です。



トークトレーナー

Amazonランキングで1位をとった英語の達人ベルが考えた学習法を、シリコンバレーのプログラマーがアプリにしたものです。


4技能トークトレーナーは、英語が苦手な方でも楽しく続けられる”新常識アプリ”です。


おすすめの英語学習書籍

『スマホで倍速!英語独学ハック』


スマートフォンを活用した効率的な英語学習法を紹介しています。


英語の学習を日常の一部として取り入れる方法や、スマホアプリや動画コンテンツを活用した独学のコツが満載です。



『英語多読入門』


多読の効果と具体的な実践方法を解説した初心者向けのガイドブックです。


簡単な英語の本から始め、徐々にレベルアップする方法や、おすすめの多読教材についても詳しく紹介されています。



『瞬間英作文』


英語の文法を実際の会話に活かせるようにするためのトレーニング本です。


短い英文を瞬時に作る練習を重ねることで、英語のスピーキング力を飛躍的に向上させることができます。


ニュースサイトを活用した学習

BBC Learning English

ニュースを通じてリスニングとリーディングを強化できるサイトです。


初級者向けの「English at Work」や「The English We Speak」など、学習レベルに応じたコンテンツが充実しています。



VOA Learning English

アメリカの最新ニュースを学習者向けに提供しており、リスニング練習に役立ちます。


スローな英語音声とシンプルな文法を使った記事が特徴で、初心者でも理解しやすい内容になっています。



The New York Times Learning Network

英語学習者向けに提供される記事やエクササイズが充実しており、アメリカの文化や時事ニュースを学びながら英語力を向上させることができます。



NHK World-Japan

日本のニュースを英語で提供しており、語彙レベルが比較的やさしく、英語初心者でも理解しやすいのが特徴です。


リスニングとリーディングを同時に強化できます。


ChatGPT英語独習

生成AIを使った英語学習を紹介しているYouTubeをピックアップしました。



おすすめ英語学習記事

語学というものはいろいろな側面を持っています。


独習もいいのですが、どうしても得意分野の偏りや学習の停滞、あるいは逆に「井の中の蛙」状態が起きがちです。


せめて時々は他の方法も混ぜてみるのがおすすめです。


英会話のすすめ

生身の人間と会話するといろいろなイレギュラーに遭遇します。


テキストで見たことのない最新の流行語が使われたり、相手の訛りや発音のクセが強かったり。


そういうものを乗り越えてコミュニケーションできるのが本当の実力です。


時々は人間と会話しましょう。


独習を選ぶのは経済的理由もあるのかもしれませんが、オンラインならネイティブでもお手頃です。



TOEICのすすめ

広く浸透している試験で自分の現在位置を知るのもいいことです。


もし思っていたのより低かったら、自己満足に走っていなかったか反省し、学習方法を見直すいい機会になります。


もし予想以上の点数だったなら、揺るぎない自信になります。


英検もいいですが、おすすめはやはり国際的に通用するTOEIC。


近々トライしてみませんか?



スピーキング強化のすすめ

独習ばかりしていると、どうしても読解・ヒアリング・択一問題など受け身の学習がメインになります。


しかし、自分の言いたいことを発話してみることは非常に重要な経験で、他の能力も刺激して覚醒させます。


スピーキングにフォーカスした講座もあるので、検討してみてはどうでしょうか?


参考記事

じゅんぺいの英語学習奮闘記

2021年10月からタイに移住。これまで23カ国に渡航。イギリスのロンドンの元正社員ライター。英語学習に関する記事を発信しておられます。