このページについて
社会福祉士はいわゆるソーシャルワーカーの国家資格です。
この資格の試験情報やオンライン講座の情報をまとめたページです。
目次
資格と試験の概要
- 社会福祉士とは?
- 社会福祉士の仕事−職場と具体的業務
- 試験概要−時期、会場、出題形式 他
- 受験資格
- 出題科目と出題数
おすすめ社会福祉士オンライン講座
- アガルート
この試験は受験者を攪乱する難問・奇問の類の出題が3〜4割を占め、そういう問題は適当に答えて、確実に正解しないといけない問題に時間を確保する戦略が必要です。
アガルートの講座の20日間無料トライアルを利用して、それを探っているのでぜひ読んでください。
資格と試験の概要
社会福祉士とは?
身体的・精神的・経済的なハンディキャップのある人の日常生活について様々な支援を行う専門知識を持っていることを認定するものです。
いわゆるソーシャルワーカーの国家資格です。
この資格を持っていないとできない仕事(独占業務)はありませんが、資格を持っていないと名乗ることはできません。
社会福祉士の仕事
職場
高齢者施設、障害者施設、医療施設、地域福祉施設、福祉事務所など
具体的業務
- 相談業務
- 各種支援サービスの手続きや環境整備
- 行政機関や医療機関との連携・調整
- 介護業務
社会福祉士国家試験の概要
- 受験資格あり。
- 毎年1回実施
- 申し込み期間: 9月中旬〜10月上旬
- 試験日: 2月上旬の1日
- 結果発表: 3月上旬
- 試験会場は全国だが、全県ではない(2020年の例では中部は愛知・岐阜のみ)
- 受験料: 15,440円
- 18科目から150問(2020年の例)
- 午前と午後の2部で240分
- マークシート5択問題(配点は1問1点)
- 合格基準は総得点の60%程度、且つ指定の18科目群全てで得点
社会福祉士国家試験の受験資格
法が定める12種のルートのどれかに該当することが必要。
一般大卒でも実務経験が求められることに注意。
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページより転載
出題科目と出題数(計150問)
精神保健福祉士との共通科目(計83問)
- 人体の構造と機能及び疾病(7問)
- 心理学理論と心理的支援(7問)
- 社会理論と社会システム(7問)
- 現代社会と福祉(10問)
- 地域福祉の理論と方法(10問)
- 福祉行財政と福祉計画(7問)
- 社会保障(7問)
- 障害者に対する支援と障害者自立支援制度(7問)
- 低所得者に対する支援と生活保護制度(7問)
- 保健医療サービス(7問)
- 権利擁護と成年後見制度(7問)
社会福祉士のみの科目(計67問)
- 社会調査の基礎(7問)
- 相談援助の基盤と専門職(7問)
- 相談援助の理論と方法(21問)
- 福祉サービスの組織と経営(7問)
- 高齢者に対する支援と介護保険制度(10問)
- 児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度(7問)
- 就労支援サービス(4問)
- 更生保護制度(4問)
おすすめ社会福祉士オンライン講座
アガルートアカデミー
司法試験など法律系の難関試験をはじめ、各種の資格試験講座を提供しているオンライン校です。
テレビCMも時々やっています。
有名校で社会福祉士の資格講座を提供しているのは、この記事の作成時点でアガルートだけでした。
学習方式は「総合講義」の動画で知識をインプットし、「過去問題解説講座」でアウトプットするやり方です。
- マルチデバイス: パソコン(Windows、Mac)、スマホ・タブレット(Android、iPhone)
- 印刷物テキスト: あり。フルカラー。
動画は8段階の速度調整機能搭載で、復習の時の早回しも可能。
また、音声データをダウンロードして通勤時などに聞きながら学習することも可能です。