法律系資格を5分で概観

法律系の資格にはどんなものがあるのか?

 

キャリアアップの一環として目指せるものから、専門性と難易度の高いものまで順に紹介しています。

 

キャリアアップにもおすすめの資格

難易度が比較的低く、キャリアアップや自己啓発のために取得する人も多い資格を集めました。

 

宅建士とビジ法は広くおすすめできます。

 

宅建士

正確には宅地建物取引士。不動産系の代表的資格で、国家資格です。

 

民法と不動産系の法律(宅建業法、都市計画法、建築基準法等)を学びます。

 

一般にはこの資格は単に不動産関連の資格と思われがちです。

 

しかし、試験準備の中で民法の勉強は非常に大きなウェイトを占めます。

 

それゆえ、人事担当者はこの資格を法律系の資格として高く評価してくれる場合も多いです。

 

「宅建を持ってます」というと「お、民法を多少知ってるんだな」となるわけです。

 

不動産業界に進まない人でも、キャリアアップの目的で取得する人が大勢いる資格です。

 

資格の役目は、土地・建物の売買や賃貸において、不動産取引の知識・経験が乏しい買主・借主の利益を守ることです。

 

不動産業者は1事務所ごとに従業員5人に1人以上の割合で専任の宅建士を雇う必要があります。(設置義務)

 

また取引で必ず必要になる重要事項の説明を等、宅建士だけに許された業務があります。(独占業務)

 

この設置義務と独占業務ゆえに、不動産業者は宅建士を雇用しないと営業できません。

 

資格保持者の立場から言えば働き口が見つけやすいということであり、それがこの資格の人気の一大要因です。

 

合格に必要な勉強時間は300時間と言われており、決して易しくはないが、超難関でもありません。

 

 

ビジネス実務法務検定試験(ビジ法)

ビジネスでの法的リスクの専門知識を認証する資格です。

 

国家資格ではないですが、運営は東京商工会議所なので信用は高い資格です。

 

難易度の低い順に、3級・2級・1級とあり、1級は格段に難しいです。

 

3級:入門者、2級:管理職の教養、1級:法務部門勤務者向けといったイメージです。

 

 

専門性と難易度の高い資格

かなり難易度が高く、独立を目的に取得する人も多い資格を集めました。

 

社会保険労務士

通称「社労士」、国家資格です。

 

労働保険・社会保険関係の書類作成代行、個別労働関係紛争の解決手続代理、企業の労務・保険関連のコンサルが仕事です。

 

独立開業できる資格ですが、勤務社労士として社労士名簿に登録し、企業の社員として働きながら社労士の業務をする人もいます。

 

さらに人事・労務部門に所属する人を中心に、キャリアアップの目的で取得し、社労士名簿への登録までは行わない人もいます。

 

労働基準法、労働者災害補償保険法、雇用保険法、健康保険法、厚生年金保険法、国民年金法などを学びます。

 

合格に必要な勉強時間は1,000時間と言われており、かなりの難関試験です。

 

 

行政書士

官公庁への許認可に関する書類の種類は膨大で、素人にはあまりに複雑です。

 

行政書士は、こうした書類の作成と提出を主業務とする国家資格です。

 

ほかにも多種多様な業務があり、「他の士業の独占業務の残り部分を埋めるような仕事」とも言われます。

 

独立開業を目指せる資格ですが、別の本業を持ちながら不定期に仕事を行う副業行政書士もいます。

 

また、単にキャリアアップのためだけに取得する人もいる資格です。

 

建設業、産廃業、風俗営業などの業種、総務部や事業開発室のような職種では歓迎される資格であり、手当がつく場合もあります。

 

試験勉強のうち、法律関係は憲法、行政法、民法、商法(会社法)、基礎法学の5科目です。

 

合格に必要な勉強時間は1,000時間と言われており、かなりの難関試験です。

 

 

法律家を目指す人のための資格

法律の道で生きていくために何年も勉強に費やして取得する資格を集めました。

 

単にキャリアアップや教養のために取得するのは、並みの能力では無理です。

 

取り組みには将来ビジョンと年単位の勉強の覚悟が必要な超難関資格です。

 

司法書士

不動産や会社の登記代行を独占業務とする国家資格です。

 

独立開業を目指せる資格です。

 

司法書士事務所や企業・官庁の法務部門に勤務する人もいます。

 

しかし、法務関係以外の仕事をしていてキャリアアップのために取る人は少ないです。

 

というか、そんなに簡単に合格できる試験ではありません。

 

合格に必要な勉強時間は3,000時間と言われており、予備試験・司法試験を除けば法律系資格の最難関です。

 

生半可な覚悟でチャレンジできる資格でないことは知っておきましょう。

 

 

弁理士

特許法をはじめとする知的財産法の専門家で、特許庁への出願手続代理が仕事のメインです。

 

合格に必要な勉強時間は3,000時間と言われており、大変な難関で法律の特定分野だけの非常に細かい知識を問われます。

 

キャリアアップだけを動機に受験できるような試験ではないと思います。

 

 

予備試験

法科大学院修了者と同等の能力があると認定する試験です。

 

これに合格すると、法科大学院を出なくても司法試験の受験資格をもらえます。

 

合格に必要な勉強時間は、3,000時間とか8,000時間とか10,000時間という説まであります。

 

あまりに難しすぎて個人差が大きく、「たいていの人はこれくらい勉強したら受かる」という目安がもはやないレベルなのです。

 

司法試験

法律系資格の最高峰で、合格すると弁護士、検事、裁判官などトップレベルの法律家への道が開けます。

 

大学4年+法科大学院2年を修了した人か、予備試験に合格した人のみ受験資格があります。

 

合格には毎日1日中勉強できる環境の人でも年単位の継続が必要で、社会人の受験者には10年選手も少なくありません。

 

並外れた知力と努力が求められる資格なのです。

 

特定分野の法律系の資格

一般には法律系の資格と思われていないけれど、実は特定分野の法律を深く勉強する資格を集めました。

 

税理士

会計学以外に、法律分野として税法を深く学びます。

 

合格に必要な勉強時間は3,000時間といわれる難関試験です。

 

ただ、合格には5科目のパスを求められますが、一度に合格する必要はないのが特色です。

 

何年もかけて1科目ずつパスしていくこともできるので、勉強時間が限られた社会人も目指しやすい資格ではあります。

 

 

通関士

貿易手続きの専門資格で、勤務先は主に通関業者です。

 

試験は輸出入の手続法がメインです。

 

おすすめのオンライン講座

上記に上げた法律系資格の講座があるオンライン講座を紹介しています。

 

いずれも信頼感ある有名校です。

 

資格ごとの講座提供状況

スタディングアガルートフォーサイト資格スクエア
宅建士
ビジ法
社労士
行政書士
司法書士
弁理士
予備試験
司法試験
税理士
通関士

 

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