イタリア・ベニスの夕暮れ

PR
オンラインまたは通学とのハイブリッドでイタリア語を学べる良質な講座を紹介しています。


イタリア語の言語学的情報も提供しています。


英検1級・TOEIC860・仏検3級・HSK4級、プチ語学マニア管理人の記事です。


記事作成責任者: 徳野 制


目次

おすすめのイタリア語講座

一番のおすすめは150年近い歴史と世界規模を誇るベルリッツ。


それとは大きく性格の異なる選択肢もいくつか提供します。


  1. 世界的語学学校ベルリッツ
  2. AIスマホレッスンSaga Baldoria
  3. 独習eラーニングのロゼッタストーン
  4. マッチングでネイティブ教師を見つける


ベルリッツのイタリア語講座

学校のプロフィール
ベルリッツは、1878年にアメリカで創業され、世界展開してきた多言語スクール。


140年以上に渡る世界的名声で権威性が高いため、企業の導入事例が非常に多いです。


国内5,500社、世界20,000社以上の実績。


日本では現在17か国語の講座が常時提供されており、その中にイタリア語のコースがあります。


イタリア語については、ベルリッツの全国の教室でも対面授業を提供していない教室がありますが、オンラインなら全国で受講できます。


ベルリッツ


ベルリッツ・メソッド
教育方法は創業者のマキシミリアン・ベルリッツが考案した「ベルリッツ・メソッド」を一貫して使用しています。


母国語(日本語)での説明はせず、学習言語(この場合、イタリア語)で行うイマージョン型指導法に属します。


このタイプの指導法では最も歴史の古いもので、下記のような特徴があります。


  • 翻訳を介さず、学習言語で直接考えられるように学習言語のみでレッスンする
  • 毎回の授業の始めに受講生のニーズに合わせたゴールを一緒に設定する
  • 言葉が自然に出てくるように、受講生の話す時間を最大化する
  • 「話す」「聞く」に主な時間を割き、文法・語彙は実践会話の中で身につける



【ベルリッツ・メソッドの実践】



レベルと目的に合わせて編成
全くの初心者から中級者・上級者まで、カリキュラムを柔軟に組みます。

ビジネス・留学・旅行など、目的に合わせた内容調整も可能。

初心者なら3カ月間の受講で次のようなことができるようになると明記しています。
  • 初対面の相手と挨拶・自己紹介
  • タクシーやレストランで要望を伝える
  • お礼を言う・趣味や好物を聞く
  • 社内で場所や調子を訊ねる


講師の質
講師には厳しい選別基準が設けられており、かつ3カ月ごとのフィードバック研修を受けます。


また、ベルリッツ・メソッドの専門的なトレーニングを受けています。


さらにオンライン授業を担当する講師は、オンライン講義法の専門トレーニングを受けています。


レッスン費用
大人料金1レッスン単価の目安は下記のような感じです。


20レッスン・40レッスン・80レッスンなど、まとまった回数での契約になります。


実際の単価は、合計レッスン数や受講期間、分割払いの回数などで変わります。


完全オンライン・マンツーマン 8,000円台前半程度
完全オンライン・少人数クラス(3名以内) 4,000円台前半程度


※教室でのレッスンも自由に選択できるコースは、完全オンラインのコースより少し割高です。


※ほかに大学生・院生向け料金/中高生向け料金/子供向け料金/企業向け料金などがあります。


※通常は入学金や教材費が別途必要です。


※お得な入学金不要の短期集中受講キャンペーンなどを随時実施しています。


2025年 春のキャンペーン

入学金 33,000円 ⇒ 0円


ベルリッツはレッスン料も期間限定の特別料金になっています。


イタリア語体験レッスン



朝陽に映えるローマのコロッセオ イタリア


Saga Baldoria

欧米を中心に世界で700万人以上のユーザーがいるスマホを使ったAIによるイタリア語レッスンです。


1日15分の短いレッスンで、AIがレベル調整を行い、忘却曲線を意識した復習課題を出してきます。




  • 対応レベル:実用イタリア語検定5~1級
  • 月額:2,990円~(契約期間による)


15日間無料トライアル


ロゼッタストーン

5,000円程度の低費用で、イタリア語を独習できるeラーニングアプリ。


ロゼッタストーンは、1992年創業、30カ国語以上の語学習得eラーニングを世界中に提供してきたブランドです。


ロゼッタストーンを勧めたい方

  • 本・CDでの独学はためらうが、システムが組まれた独習なら試したい方
  • とにかく低費用でイタリア語を学ぶ機会を探している方
  • まとまった費用が必要なスクール入学を決める前にイタリア語学習を試してみたい方


Dynamic Immersion Method
ダイナミック・イマージョン・メソッドとは、幼児がはじめて言語能力を身につけていく過程を擬似的に体験する学習方法。


単語の暗記や文法といった従来の学習方法とは完全に異質です。


学習者の母国語での説明をまったく行わず、写真を見せて単語の発音を聞いて答えを選ぶクイズを繰り返していきます。


もちろん最初は面食らいます。


しかし、「たぶんこういうことかな?」と直観を頼りに答えていくうち、だんだん意味がわかるようになっていくのです。


イメージで単語と概念を結び付け、文法も直観的に理解していくわけです。


いちいち日本語との翻訳を介さなくても反応できる能力が最初から養われます。


「習うより慣れろ」を先生なしで強制的に実践させてくれるソフトと言えます。


低費用独学eラーニング
1言語5千円程度の費用で、スマホ・タブレット・PCで独習できます。


2言語めからは半額くらいで買え、キャンペーンの時にはさらに安く買えます。


24言語あり、ヨーロッパの言語ではイタリア語のほか、フランス語やドイツ語はもちろん、ギリシャ語やポーランド語まで提供されています。




ピザ、パスタをはじめ満載のイタリア料理


マッチングでネイティブを見つける

語学を習いたい生徒とネイティブの先生をマッチングするサービスがたくさん登場しています。


従来はマイナーな言語のスクールや先生は大都市でしか見つけられなかったし、超マイナーな言語はそれすらも難しかった。


今は地球の裏の僻地に暮らす超マイナー言語の先生を見つけることも可能です。


イタリア語はメジャーな言語なので、日本・イタリア・諸外国在住のネイティブの先生がたくさん見つかります。


ただ、日本語しかできない人には少しハードルが高い面もあります。


メリットとデメリットを整理しました。


メリット
  • 単発で受講でき、レッスンをまとめて買う必要がない
  • ネイティブ講師を安く雇える
デメリット
  • 英語が多少はできないと戸惑う可能性がある(最初の打ち合わせや分からない時の説明を受ける際)
  • 一貫したカリキュラムや洗練されたメソッドは期待できない
  • 先生の質にバラツキがある(外国人生徒を教えた経験が少ない先生、教育レベルがそれほど高くない先生とか、方言など言語的に偏りがある先生に当たる可能性もある)


おすすめマッチング italki

italki(アイトーキー)はンラインで外国語学習者とネイティブスピーカーをつなぐ、世界最大級の言語学習プラットフォーム。


150以上の言語を網羅し、世界中の30,000人以上の経験豊富な講師からマンツーマンレッスンを受けることができます。




イタリア語はもちろんあります!


初心者には、最大3回まで受けられるお得な体験レッスンがあります。


上級者は、質の高いネイティブレッスンや目的に合わせたレッスンを紹介してくれます。


都度払い制で必要なレッスンだけを購入できるので、お財布にも優しく、ムダがありません。


italkiを試す


他の有名な語学教師マッチング


語学力を生かして稼ぎましょう!

訪日外国人の数は空前の増加ぶりで外国語話者には大きなビジネスチャンスが来ています。


一番需要が大きいのは英語・中国語・韓国語です。


しかしイタリアからの訪問者も一定数あり、ライバルが少ないから逆にチャンスがあるかもしれません。



学習者のためのイタリア語情報

イタリア語がどんな言語かという基礎情報を提供しています。


歴史や言語学的特徴など、主要項目を簡潔に説明しています。


イタリア語の使用状況

日常的に使用しているのは6千万人ほどで、そのほとんどがイタリアに住んでいます。


公用語の状況

イタリア語 他の公用語
イタリア 公用語
サンマリノ共和国 公用語
スイス 公用語 ドイツ語、フランス語、ロマンシュ語
バチカン市国 一般業務用語 ラテン語


イタリアとアドリア海を挟んで向き合うスロベニアとクロアチアにもイタリア語を話す人が少し住んでいます。


またイタリア半島のそばの地中海に浮かぶフランス領コルシカ島の言語コルシカ語は、イタリア語の方言です。


ニューヨーク(米国)、トロント(カナダ)、ニース(フランス)、イストリア半島(スロベニア、クロアチア)、イオニア諸島(ギリシャ)、モガディシュ(ソマリア)にはイタリア人が多く住む地域があります。


参考: イタリア語(Wikipedia)



イタリア語の歴史と系統

古代のイタリアには複数の部族と言語が存在しましたが、その一派ラテン人がイタリアを統一するとラテン語が公用語になりました。


彼らの国家である共和制ローマがヨーロッパの大半を統一すると、現在のフランスやスペインにもラテン語が普及しました。


ローマは帝政になり、やがてそれも滅びる中で、各地のラテン語の方言が現在のイタリア語、フランス語、スペイン語に発展していきました。


ラテン語を起源に持つイタリア語にも多くの方言がありました。


ルネサンスの頃からイタリア語の標準語を定める機運が高まり、多くの論争を経てトスカーナ方言をベースとする現代のイタリア語が成立しました。


しかし、現在でも各地で多くの方言があります。


言語学的には、インド・ヨーロッパ語族ロマンス語派に分類され、このグループにはフランス語やスペイン語も入っていて近縁です。


参考: ラテン語とイタリア語(名古屋市立大学)


おすすめ言語学習

マルチリンガルに憧れるなら、同系統の言語を攻めるのが早道です。




イタリア・ローマの古代ローマ遺跡


イタリア語の文法の特徴

名詞には単数・複数の区別に加えて性(男性と女性の2種)があります。


人間や動物は自然の性別どおりですが、物や現象にも性別が定められていて、覚えねばなりません。


しかし語尾がoなら男性名詞、aなら女性名詞というルールに従う場合が多いので比較的楽です。


ドイツ語は性が男性・女性・中性の3種類あり、見分け方に規則性はあるものの煩雑ですが、それよりずっと楽です。


形容詞や冠詞は修飾する名詞の性と数に対応して形が変化し、これは日本語にない特徴なのでポイントのひとつです。


しかし、一番の難関は動詞の活用を覚えることでしょう。


三単現にsがつくだけの英語に比べて、6種の人称に合わせて動詞の綴りと発音が変化するのを覚えねばなりません。


しかも、直説法・接続法・条件法・命令法の4叙法と現在・過去・未来などの時制によって活用がいちいち変化します。


不規則動詞も多いです。


このあたりはフランス語やスペイン語とだいたい同じです。


ロマンス語派の中でも祖先のラテン語と最も近縁と言われるイタリア語ですが、ラテン語の特色である格変化は失われています。


ラテン語の文法は格変化というものがあるためにとても複雑なのですが、これがないだけでもとても学びやすいです。


参考:すぐ使えるイタリア語文法のまとめ一覧(語学学校サイト)


イタリア語の発音・文字・綴り

母音はa,e,i,o,uの5つで表され、e と o に2種類の発音があるので7種類になります。


子音もフランス語のrのように日本人に発音しにくいものはなく、発音面でのハードルは高くない言語です。


アルファベット文字は英語とほぼ同じで、母音に右向きと左向きのアクセントがつく場合がある程度。


綴りを読めばだいたい発音がわかり、両者がかけ離れていることは少ないです。


【参考動画:イタリア語の発音】



イタリア関連おすすめサイト

イタリア語やイタリアに関する有用なサイト、記事を紹介しています。


シネマライブラリ

ドキュメンタリー専門の独立系映画会社「株式会社Rim Entertainment」が運営する映画メディアです。


イタリア映画を楽しみながらイタリア語を勉強しましょう。



NICOLENA WORLD

旅が大好きなイタリア人Nicola&日本人Enaの日伊夫婦が運営する旅行メディアです。




オンライン講座情報なら

スマホ・タブレット・PCなどを使って、あらゆる場所でスキマ時間を生かして学習!


Web職、外国語、資格などのスクール情報満載です!


オンライン講座おすすめガイド