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公務員の魅力と言えばまず仕事の安定性ですが、後述のように広く門戸が開かれた公平な試験である点もはずせません。
そんな魅力ある公務員試験の勉強は、通学予備校に通うと30~60万円もかかります。
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ここでは公務員試験の全体像を紹介します。
公務員には職種や採用区分により多くの種類がありますが、どの道を進むにしてもその職種・採用区分の公務員試験をパスすることが必須です。
さて、公務員は堅い仕事というイメージがあるので、その試験も学歴等の受験資格が厳しいのでは?と思っている人もいると思います。
しかし、実は公務員は一般的に年齢以外の受験資格が非常に緩く、合格点を取れば誰でも通る可能性がある、開かれたテストです。
まず公務員は国家公務員と地方公務員の2種類に大別され、試験も別物です。
国家公務員試験は難関試験で筆記(学力)重視、地方公務員試験はそれより難易度が低くて、筆記より面接重視という違いがあります。
国家公務員試験の種類
試験の実施元で人事院と各機関によるものの2種に大別されます。
人事院が実施する試験 |
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各機関が実施する試験 | 外務省、防衛省、裁判所職員、国会職員など |
地方公務員試験の種類
地方公務員は、都道府県職員と市役所職員の2種に大別されます。
そのそれぞれに4つの職種があり、各職種の中でいろいろな試験があります。
事務系職種 | 行政全般の業務に幅広く携わる幹部候補コース。行政系職種ともいう。 |
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技術系職種 | 土木、建築、機械など専門分野の部署に配属 |
資格免許職種 | 看護師、臨床検査技師、栄養士、保育士、幼稚園教諭など |
公安系職種 | 警察官、消防官など |
地方公務員試験は「新潟県上級」試験というように、地方自治体(今の例なら新潟県庁)が実施する試験を受けてそこで採用される形です。
共通の試験に合格した後で就職先を選ぶのではなく、まず就職先の自治体を選んでそこの試験を受けるということです。
各自治体のホームページで入手します。
公務員試験の受験料はすべて無料です。
受験要件を読んで、自分に受験資格があるか確認します。
1次試験、面接などのスケジュールも確認します。
1年中、全国でいろいろな公務員試験が実施されていますが、試験日が被らない限り、併願に制限はありません。
新卒が公務員試験を受ける場合、3~5つの試験を併願するのが普通です。
個々の試験の受験要件はかならず正規のホームページで確認してください。
ここではあくまで一般的な話をします。
受験要件は下記の6項目からなります。
年齢要件 | 例「採用時点で22歳以上」。この要件は厳格に求められる。 |
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国籍要件 |
「日本国籍を持っている事」であり、大半の受験者はクリアしている。 |
学歴条件 |
要求するのは一部自治体のみで、その数は少なくなっている。 |
専攻要件 | 「理系で土木」とか技術系を中心に一部職種のみ要求がある。 |
資格免許要件 | 看護師を受験するなら、看護師の資格をすでに持っていることが条件、といったこと。 |
欠格条項に反しないこと | 成年被後見人、禁固以上の刑で執行を終えていないか執行猶予、懲戒免職から2年以内、政府を暴力で打倒する主張をする団体に関わった人などはNG.ほとんどの人は関係ない。 |
上表を見ると、資格の必要な仕事や技術職種以外は、年齢要件以外何も求められない場合が多いのがわかります。
公務員試験に経歴審査はありません。
年齢要件さえ満たせば、誰でも受験できる場合が多いのです。
例えば、大卒程度一般枠は22~35歳ならほぼ誰でも受験可能です。
このように、公務員試験は非常に門戸の広い試験なのです。
個々の試験の具体的な試験科目は、必ずホームページで確認してください。
ここでは一般的な話をします。
試験科目は次のような形で編成されています。
1次試験(筆記&論文) |
【筆記試験】
【論文試験】 |
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2次試験(人物試験) | ○面接 (事前提出物:履歴書、自己PR作文、志望動機書) |
専門択一試験や専門論文が課されるのは、技術系など一部職種のみです。
あらゆる公務員試験で必ず課されるのは、○印をつけた教養択一試験、小論文、面接の3つです。
国家公務員は択一試験のウェイトが大きくて、論文や面接と均等に評価する感じです。
一方、地方公務員は圧倒的に面接重視で筆記試験は足切り用です。
昔と今の差でいうと、昔は択一試験(要するに学力)重視で、小論文と面接は卒なくやっていればよかった。
今は全体的に小論文と面接が重視され、昔より積極的な人物が評価されるようになってきています。
公務員にも一定の創造性が求められるようになった時代の要請と言えます。
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このページで紹介したような試験情報をより詳細に提供しており、公務員に求められる人物像や合格判定基準についても解説しています。
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