裁判所事務官オンライン講座

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裁判所事務官は法律系の公務員として人気です。

 

国家公務員と同待遇の国家公務員特別職に当たり、待遇も充実しています。

 

総合職は難関ですが、一般職についてはオンラインの講座も始まっているので紹介します。

 

 

目次

裁判所事務官の仕事

  • 仕事内容
  • 働き方と生活
  • 収入
  • 向いている人・適性
  • この仕事の魅力

裁判所事務官試験

  • 試験の種類
  • 受験資格
  • 一般職の採用プロセス
  • 1次試験の日程
  • 一般職の1次試験内容

おすすめのオンライン講座

  • フォーサイト

 

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裁判所

裁判所事務官の仕事

仕事内容

裁判の円滑な進行をサポートする仕事です。

 

裁判部門に配属されると、上司の裁判所書記官のもとで裁判関係の書類送付など、裁判事務を担当します。

 

司法行政部門に配属されると、事務局で裁判部門を支える様々な事務を担当します。

 

働き方と生活

他の国家公務員と同様の勤務時間体系で、土日は基本的に休み。

 

ワーク・ライフ・バランスを推進しており、育児休業や看護休暇などの制度も整備されています。

 

家庭を大切にし、プライベートを充実できる仕事と言えます。

 

 

収入

平均給与・年収

平均給与 41万984円/月 年収 667万4380円
(平均年齢43.6歳、平均経験年数22.0年)
※人事院「平成28年国家公務員給与等実態調査」行政職俸給表(一)より

初任給
  • 総合職(院卒者区分) 25万1280円/月
  • 総合職(大卒程度区分) 21万9240円/月
  • 一般職(大卒程度区分) 21万3840円/月
  • 一般職(高卒者区分) 17万5320円/月

東京都特別区内勤務の場合
※2017年の裁判所のホームページより

 

初任給は難関の割に普通に見えますが、各種手当が充実しているため、実際はもっとあります。

 

年収は平均でもかなりのレベルで、能力主義人事なので優秀な人はもっと高収入です。

 

向いている人・適性

責任感があり、集中力を維持して正確な事務ができることが必要です。

 

裁判は人の一生を左右するものなので、ミスは絶対許されません。

 

また、単独でする事務仕事ではなく、関係者との協力・連携が重要な仕事です。

 

裁判官、検事、書記官、事務局のメンバーはもちろん、弁護士、証人、その他の出頭当事者と直接関わることもあります。

 

この仕事の魅力

長く続ければかなりの高収入が望め、しかも勤務時間が少なく、そして公務員なので安定しています。

 

法律の世界に関わって行けて、お金も時間もゆとりがあって、安定という面では弁護士より上です。

 

 

裁判官事務官のイメージ写真

裁判所事務官試験

資格試験ではなく、採用試験であることに注意しましょう。

 

各年の正確な情報は裁判所の採用情報サイトで確認してください。

 

このページでは一般職の情報を中心に扱っています。

 

試験の種類

大きく総合職試験と一般職試験の2種類があり、さらに学歴と職種で細分されています。

総合職試験 院卒者試験 裁判所事務官
家庭裁判所調査官補
大卒程度試験 裁判所事務官
家庭裁判所調査官補
一般職試験 大卒程度区分 裁判所事務官
高卒者区分

 

受験資格

総合職(院卒者区分) 30歳未満であり、大学院修了及び修了見込みの方
総合職(大卒程度区分) 21歳以上30歳未満の方(21歳未満で大学卒業及び卒業見込みの方も受験可)
一般職(大卒程度区分) 21歳以上30歳未満の方(21歳未満で大学卒業及び卒業見込み、短大卒業及び卒業見込みの方も受験可)
一般職(高卒者区分) 高卒見込み及び卒業後2年以内の方(中学卒業後2年以上5年未満の方も受験可)

 

 

一般職の採用プロセス

一般職は2次試験まであります。

 

1次試験 基礎能力試験、専門試験
2次試験 論文試験、専門試験、人物試験

 

1次試験の日程(2021年の例)

総合職・一般職共通

申し込み受付

4月1日~4月9日(インターネット)
4月1日~4月5日(郵送)

1次試験 5月8日
1次試験合格発表 5月27日

 

この後、総合職の裁判所事務官は3次試験まで、総合職・家庭裁判所調査官補と一般職は2次試験まであります。

 

最終合格発表はすべて7月頃になります。

 

一般職(裁判所事務官、大卒程度区分)の1次試験内容

基礎能力試験

公務員として必要な基礎的な能力(知能および知識)についての筆記試験
知能分野27題+知識分野13題 計40題
試験時間 3時間

専門試験

必要な専門的知識などについての筆記試験
必須科目: 憲法7題、民法13題
選択科目: 刑法または経済理論10題
合計30題 試験時間1時間30分

おすすめのオンライン講座

裁判所事務官の講座を提供しているオンラインスクールはまだ少ないです。

 

私の知る限り、フォーサイトだけです。

 

フォーサイト

大手の有名オンラインスクールです。

 

見出し飾り「一般職・大卒程度区分」試験
裁判所事務官の試験は学歴や職種で細分化されていることを前章で説明しましたが、フォーサイトのは「一般職・大卒程度区分」対象の講座だけです。

 

受講の前にこの区分の内容や自分の受験資格を確認しましょう。

 

見出し飾り教習方式
こちらの教習方式はフルカラーの印刷物テキストと動画で学んでいくスタイルです。

 

問題集も印刷物のものがつきます。

 

その一方で「Manabun」というeラーニング環境も充実させています。

 

パソコン・タブレット・スマホなどマルチデバイスでアクセスでき、同時に本を広げなくてもデバイスの画面だけで学習を完結できます。

 

問題演習もデバイス内でできるので、通勤電車の中でも勉強できます。

 

フォーサイトの裁判所事務官コースはコチラ

 

見出し飾りeラーニング14日間無料お試し
メルアドを登録するだけで、Manabunを使ってみることができるので、ぜひやってみましょう。

 

Manabunの管理画面

【Manabunの管理画面】

 

視聴できるのはごく一部のカリキュラムに限られますが、感触をつかむには十分でしょう。

 

講師の五十嵐康光氏

【講師の五十嵐康光氏】

 

講義画面

【講義画面】

 

講義ではテキストが大写しになって音声の説明がつく形なので、画面だけで学習でき、別に本を広げる必要はありません。

 

問題もデバイス内でクイズゲームのような感覚でやれます。

 

他の資格も見てみる

裁判官事務官は資格ではなく、特殊な職種であり、その被採用対策です。

 

受験資格者も採用枠も限られています。

 

法律系資格にはもっと門戸の広いものや、司法書士・行政書士のように独立開業を望めるものもあります。

 

法律が好きだけど、どの資格にするかまだ決めていない人は、いったん視野を広げて法律系資格を概観してみるのがいいかもしれません。

 

法律系の資格に絞って詳しく解説しているページです。

 

法律系の資格という絞り込みもまだの方は、まず世の中にどんな資格があるのか知った方がいいでしょう。

 

いろいろな資格、いろいろな生き方があることを知った上で、自分に合ったものを選ぶことをお勧めします。

 

このページで資格一般を広く見てみましょう。