おすすめの弁理士オンライン講座

弁理士の通学講座は高額ですが、オンライン講座は大幅に安く、いつでもどこでも学べるメリットがあります。

 

弁理士の講座がある有名オンラインスクールを紹介しています。

 

下記の情報とも併せて、弁理士受験検討に必要な情報がコンパクトにまとまったページになっています。

 

弁理士試験情報  弁理士の仕事と資格

 

スタディング

短期間で合格した人の勉強法を研究しぬいてカリキュラムを作っているため、非常に効率のいい勉強ができるスクールです。

 

弁理士の試験は、STEP1 短答、STEP2 論文、STEP3 口述という3段階の選抜試験です。

 

短答の出題内容は、法律の「条文」と裁判所の「判例」で、出題形式は5肢択一式。

 

丸暗記ではだめで、条文や判例を具体的な事例に適用できるまで理解することが求められはしますが、ここまでは合格できる人も多い。

 

最大の難関は2段階目の論文試験です。

 

どう勉強したらいいか自体わからず、どうしても合格できない人がたくさんいます。

 

ここでスタディングは2つの戦略を用意しています。

 

1.出題パターンを15種類に分類して、各パターンを徹底訓練

このように整理して勉強することで、混とんとしていた問題の構造が見えてきます。

 

2.答案作成の暗黙のルールをマスター

この試験では、採点者の違いで不公平が生じないように「共通の採点基準」が設けられています。

 

言い換えると、「何を書いたら得点になるのか」があらかじめ決まっているのです。

 

スタディングはそれを全部教えてくれます。

 

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この講座のもうひとつの特長は、スマホひとつで学習を完結できるように最初から画面設計されていることです。

 

リアルの講義やPC画面をスマホ向けにアレンジしたものではなく、スマホが出発点ということです。

 

そのため、時と場所を選ばないスキマ時間学習のやりやすさでは圧倒的に優れています。

 

最後にもうひとつの大きなメリットは受講料の安さです。6万円を切っており、通学講座はもちろん、他のオンライン講座と比べてもその安さは圧倒的です。

 

弁理士

 

 

資格スクエア

司法試験をはじめ、法律関係の資格講座を中心とする有名オンラインスクールです。

 

初学者には基礎・短答・論文パックが用意されており、合格に必要な教材が全部入っています。

 

短答まで合格している人には、論文対策パックや論文添削ゼミがおすすめです。

 

製本テキストも充実しています。

 

資格スクエア

 

 

アガルート

知識を習得するインプット学習と並行して問題演習を通じて知識を定着させるアウトプット学習を同時並行的に行うという学習方法をカリキュラムの柱としているオンライン講座です。

 

総合カリキュラムの講義時間は220時間と、弁理士試験予備校の講義と比べてコンパクトになっています。

 

これは合格に必要十分な内容に絞り込み、そこを徹底的にマスターするよう設計したためです。

 

また、弁理士コースに限らず、記憶に残りやすいフルカラーテキストの評価が高いので、印刷物テキストを重視する人にもおすすめです。

 

アガルートアカデミー

 

弁理士試験情報

弁理士になるには、まず弁理士試験に合格した後、弁理士登録をする必要があります。

 

ここでは弁理士試験の実施要領や試験内容についてまとめました。

 

試験概要

  • 受験資格: なし(学歴、年齢、国籍等による制限は一切なし。)
  • 受験料: 12,000円
スケジュール

短答式試験、論文式試験(必須科目+選択科目、口述試験(面接)の3段階選抜試験です。

 

合格者だけが次の段階に進めます。

  • 願書配布3月上旬〜4月上旬(インターネット願書請求は2月上旬〜3月下旬)
  • 願書受付3月下旬〜4月上旬
  • 短答式試験5月中旬〜下旬(土・日いずれかの日)
  • 論文式試験必須科目 6月下旬〜7月上旬
  • 選択科目 7月下旬〜8月上旬
  • 口述試験10月中旬〜下旬
  • 最終合格発表 翌1月上旬
試験会場
  • 短答式試験東京、大阪、仙台、名古屋、福岡
  • 論文式試験東京、大阪
  • 口述試験東京

 

必要勉強時間と合格率

初学者の必要勉強時間は3,000時間と言われており、1年で合格を目指すつもりなら1日8時間換算になります。

 

普通で合格までに6〜8年かかる司法試験ほどではないですが、宅建300時間の10倍です。

 

相当な難関試験であることを覚悟して臨む必要があります。

 

令和元年度の合格率は下記のとおり。

 

短答 論文 口述
 18.3% 25.5% 95・6%

 

合格者だけが次の段階に進める3段階の選抜試験です。

 

上の表の数字は、受験者の18.3%だけが論文試験に進み、そのうち合格するのは25.5%だけだという意味です。

 

だから、一番の難関は論文式試験です。

 

試験科目と合格基準点

短答も論文も、細分化された各科目で基準点以上を取ることを求められるシステムです。

 

1科目でも落とせば、合計点が基準点に達していても不合格になります。

 

短答式合格基準
科目基準点
特許・実用新案に関する法令8/20
意匠に関する法令4/10
商標に関する法令4/10
工業所有権に関する条約4/10
著作権法及び不正競争防止法4/10
合計点39/60

 

論文式試験 必須科目

工業所有権に関する法令

 

・特許・実用新案に関する法令(2時間)

 

・意匠に関する法令(1.5時間)

 

・商標に関する法令(1.5時間)

 

条文、判例、趣旨が様々な角度から問われます。

論文式試験 選択科目

以下の6科目の中から1科目を受験願書提出時に選択します。(1.5時間)

 

変更不可なので注意が必要です。

 

・理工T(機械・応用力学)-材料力学・流体力学・熱力学・土質工学

 

・理工U(数学・物理)-基礎物理学・電磁気学・回路理論

 

・理科V(化学)-物理化学・有機化学・無機化学

 

・理工W(生物)-生物学一般・生物化学

 

・理工X(情報)-情報理論・計算機工学

 

・法律(弁理士の業務に関する法律)-民法(物件・債権・総則)

合格による免除制度

3段階の試験を1度に合格できなくても、何年かかけて順番に合格していけるシステムです。

  • 短答 合格から2年間免除
  • 論文(必須) 合格から2年間免除
  • 論文(選択) 1度合格すれば免除
  • 口述 なし(合格=試験合格)

1年目に短答と論文(選択)、2年目に論文(必須)と口述の合格を目指すという戦略も可能です。

弁理士の仕事

弁理士は、特許法をはじめとする知的財産法を専門とする法律家です。

 

その業務を簡単に整理しました。

 

弁理士の業務

  1. 特許庁への出願手続代理
  2. 審判請求・異議申立手続の代理
  3. 知的財産分野全般に渡るサービスの提供
  4. 特許権侵害訴訟における訴訟代理

 

上記の中で出願手続きの代理が一番ボリュームの大きい仕事です。

 

審判とは「自分の特許が認められないのはおかしい」という訴え、異議申立とは「(他人の特許について)認められるのがおかしい」という訴えのことです。

 

こうした申し立ての手続きを代行し、時には弁護士と連携して法廷闘争にも参加します。