危険物取扱者オンライン講座一覧|学費と勉強時間がない人におすすめ!

危険物取扱者オンライン講座

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危険物取扱者は、消防法で定められた危険物を取り扱ったり、取引に立ち会うのに必要な国家資格です。

 

受験人数では運転免許、TOEIC、英検等に続いてランキング7位(※)に位置する人気資格です。

 

この資格でできる仕事や試験の内容、おすすめのオンライン講座などについて説明していきましょう。

※日本資格取得支援JQOS.jp調べ

 

 

目次

資格と仕事の概要

危険物取扱者の資格は複数の種類があるのでそれを説明し、どんな職場で求められているのかをお話しします。

 

資格の種類

危険物取扱者の資格は3種類あります。昔の法律で定められた資格なので甲・乙・丙と分けられています。これは現代ならA・B・Cとかと同じです。

 

危険物は第1種~第6種まで6種類に分類されていて、資格に応じて扱える危険物の種類が制限されます。

 

甲種

第1類から第6類のすべての危険物を扱える最上位の資格。
甲種保持者が立ち会えば、無資格者でも危険物を取り扱える。
実務を6ヶ月以上経験すると危険物保安監督者になれ、甲種防火管理者としても認められる。
様々な工場や研究施設で就業機会がある。

乙種

第1~6類まで危険物の種類で細分化されていて、試験に合格した類の危険物を扱える。
乙種資格の種類: 乙1/乙2/乙3/乙4/乙5/乙6
資格のある危険物については、乙種保持者が立ち会えば無資格者でも危険物を取り扱える。

丙種

乙種第4類のうち、指定された危険物(ガソリン、灯油、軽油、重油など)のみ扱える。
立ち合い業務は許されず、取扱いと定期点検の実務を行う者が取る資格。
ガソリンスタンドのスタッフ、灯油配送スタッフ、廃油工場勤務者向け。

 

資格保有者、受験者、ともに一番多いのは乙4(乙種第4類)です。

 

危険物の種類

第1類 塩素酸塩類、過塩素酸塩類、無機過酸化物などの酸化性固体
第2類 硫化りん、赤りん、硫黄などの可燃性固体
第3類 カリウム、ナトリウム、黄りんなどの自然発火性物質及び禁水性物質
第4類 ガソリン、アルコール類、灯油、軽油などの引火性液体
第5類 有機過酸化物、硝酸エステル類などの自己反応性物質
第6類 過塩素酸、過酸化水素、硝酸などの酸化性液体

 

危険物取扱者の職場

法令で定められた一定数量以上の危険物を貯蔵し、または取り扱う施設では危険物取扱者の設置義務があります。

 

代表的な職場は下記のとおりです。

 

各種工場

危険物を扱う工場で技術者、責任者として勤務する者に求められます。甲種が必要な場合も多い。
金属精錬工場、メッキ工場、印刷・塗料工場、化学工場。

研究所 危険物指定の薬品を扱う研究所も危険物取扱者が必要。甲種が求められることも多い。
消防署 消防士も取得が望ましく、キャリアアップのために取得する人も多い。
タンクローリー運転手 危険物取扱者が同乗していれば運転手は無資格者でもよいのですが、運転手自ら資格保持者になれば単独運転が可能になるので、会社から見た人材価値が上昇する。
ガソリンスタンド 大量の引火性液体を保管する施設なので危険物取扱者が必要。その人が辞めれば補充する必要あり。よって資格保持者は雇用者にとって価値が高い。

 

資格保有のメリット

上記のような資格保持者が必要な職場では昇進・キャリアアップにつながります。

 

危険物取扱者は工学系の資格の入り口になる事も多く、乙4から始まって次は甲種、その次は高圧ガス…といった具合にレベルアップしていく人もいます。

 

試験情報

受験の要領や出題内容、試験方法、難易度などの情報をご提供しましょう。

 

試験概要

受験資格

乙種と丙種には受験資格はなく、誰でも受験できます。

 

甲種を受験するには下記のいずれかに該当する必要があります。

 

甲種の受験資格
  • 乙種危険物取扱者免状を有する
  • 大学などで化学に関する学科などを修めて卒業
  • 大学などで15単位以上化学に関する授業科目を修得して卒業
  • 化学に関する学科または課程の修士・博士の学位を有する

 

試験日

前期: 4月~9月
後期: 10月~3月

 

都道府県によって異なります。

 

東京を筆頭に毎週末(土、日、もしくは両方)のように実施している県もあれば、年に数回のところもあります。

 

また、甲、乙1~6、丙の全種の試験をやっているとは限りません。

 

例えば乙4のみの会場・試験日というのもあります。

 

事前に消防試験研究センターのホームページで危険物取扱者の試験日程を確認しておきましょう。

 

試験会場

現住所、勤務先に関係なく、好きな都道府県で受験できます。

 

ただし書き換え等の必要が発生するので、現住所または勤務先の都道府県で取得した方が便利です。

 

詳細な場所は消防試験研究センターのホームページの受験地選択で確認しておきましょう。

 

受験申請)(申し込み)

書面申請(郵送)と電子申請(インターネット)があり、書面申請では事前に受験願書を入手する必要があります。

 

受験手数料
甲種 乙種 丙種
6,600円 4,600円 3,700円

 

 

試験内容

試験方法

甲・乙・丙ともにマークシート方式の単日の筆記試験のみで、実技試験はありません。

 

甲種 乙種 丙種
5肢択一式 2時間30分 5肢択一式 2時間 4肢択一式 1時間15分

 

試験科目と問題数
種類 試験科目 問題数
甲種 危険物に関する法令 15
物理学及び化学 10
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 20
乙種 危険物に関する法令 15
基礎的な物理学及び基礎的な化学 10
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10
丙種 危険物に関する法令 10
燃焼及び消火に関する基礎知識 5
危険物の性質並びにその火災予防及び消火の方法 10

 

試験科目免除

すでに乙種を持っている人が別の乙種を受験する場合、火薬類免状を有する人が乙種を受験する場合には、試験科目の一部免除があります。

 

5年以上消防団員として勤務し、かつ、消防学校の教育訓練のうち基礎教育又は専科教育の警防科を修了した人が丙種を受験する場合にも試験科目の一部免除があります。

 

詳細は消防試験研究センターの当該ページで確認してください。

 

合格率と難易度

甲種 項目名2 項目名3
約39% 乙4以外60%台、乙4のみ約38% 約50%

 

国家試験としては難易度は低い部類です。

 

特に乙種と丙種は、出題範囲をしっかり勉強さえすれば誰でも合格できる試験です。

 

乙種では乙4だけが突出して合格率が低いですが、乙4だけが難しいわけではありません。

 

受験者数全体の7割が乙4と、乙4の受験者数は突出して多いのです。

 

ここには準備不足の状態で受験する人が多く含まれていて、合格率を下げているだけです。

 

乙4合格に必要な勉強時間は、一般的には40~60時間、最短は20時間と言われています。

 

全般的に暗記科目であり、難しい計算などはなく、計算問題があったとしても選択問題です。

 

かつて乙1~乙6を小学生が制覇してニュースになったこともあるくらいで、準備をちゃんとすれば合格できます。

 

なお、丙から始める必要はなく、いきなり乙を受ける人が大半です。

 

丙種は受験者が減少を続けており、数年後には廃止の噂もあるほどです。

 

おすすめのオンライン講座

危険物取扱者の講座を開講しているおすすめのオンラインスクールを紹介します。

 

難易度が低く、全部マークシート方式の危険物取扱者試験はまさにオンライン講座向き。

 

勉強の仕方を考える手間が省け、ただ言われるままに問題を解き続ければ合格ラインに到達すると思います。

 

スタディング

こちらのスクールの特徴として次の3つが挙げられます。

 

  • 短期間で合格した人の勉強法を研究して作成
  • スマホだけで完結できるよう作られている
  • オンラインスクール業界最安レベル

 

危険物取扱者

 

多くのオンライン講座がPC環境向けに作った内容をスマホでも視聴できるようにしていますが、スタディングは自社の専用スタジオで最初からスマホ画面サイズを前提につくっています。

 

そのため、スマホで視聴した時の快適性が段違いです。(もちろんPCでも快適に視聴できますが)

 

机に向かって集中してやらないと合格できないような試験ではないですから、スマホでスキマ時間を活用して問題を解きまくりましょう。

 

価格はなんと5千円を切っています。

 

しかし、アウトプット重視で構成されたカリキュラムの内容は確かです。

 

 

フォーサイト

こちらはカラフルなテキストや問題集も送られてくるタイプの講座です。

 

その分、スタディングよりはお高いですが、それでも税込み10,800円です。

 

危険物取扱者

 

その一方、「マナブン」というマルチデバイス学習環境も充実させてきています。

 

パソコン、タブレット、スマホのいずれでも視聴出来て、スキマ時間もフル活用できるものです。